半年経った今
受け入れられる事、考えられる事が
あると思います。
みなさんも色んな情報を色んな場所で得て
ご存知の事も多いと思うのですが
この本には
福島第一原発でどんな事が起こったのか、
どんな物質が拡散して、それが生物、人体、環境に
どんな影響を及ぼすのか、私たちの住んでいる国がどんな対応を取ったのか、
あらためてとっても分かりやすくまとめて書いてあります。
9月30日に原子力災害対策本部において緊急時避難準備区域が解除されましたが
子どもたちの未来を思うと、本当に心配です。
「命の価値」について語られる章については
個人的には少し違った考えを持っているのですが、
全体を通して、汚染されてしまった食品についてのアイディアなど
受け止めた上で向き合う道を探って行く事を提唱しています。
とても分かりやすく、あっという間に読める本です。
ぜひ手に取って見て欲しい1冊です。
「原発・放射能 子どもが危ない」
著 小出裕章、黒部真一
文春新書